日本和装 販売会に参加した感想とその想い

日本和装 販売会体験と感想

「帯だけ集中レッスン」全5回の4回目に開催の「帯の特別講座&販売会」は、参加人数の関係で5回目に行われました。

大阪は梅田のグランフロント大阪教室で、各教室の生徒が集まって受講します。

開催2日前、不参加者が出て参加人数が1人になったので、2人参加予定の日に変更可能かと連絡が入り開催日が変更されました。

変更後の日曜日も、私を入れて3人だけ。
人数制限?夏で受講者が少ないからかな?

「特別講座&販売会」午前中

梅田の教室は初めてだけど、グランフロントにはよく行くので迷うことなく到着。

当日の参加者3人は、同じ講師に別々の教室で習っています。
帯だけレッスンは私だけで2人は着付け教室の生徒さんで、販売会は2回目だそうです。

壁際ぐるりと着物と帯が並べられてる一室で「帯の特別講座&販売会」が行われます。

午前中は、帯の織元さんの講義があり、帯作りにどれだけの時間と労力が必要なのかが語られました。
機織りや伝統工芸などの制作過程に興味があるので楽しい時間でした。

昼休憩~午後

昼食は、講師と共にお弁当(当日支払い 1,200円)をいただきました。

「3人とも初対面よね?」と講師に確認されるくらい、生徒同士で話が弾みました。

食事のあと、自由に見てと言われ着物や帯を見ていると担当以外の講師と帯屋さんの助手のような方が入って来られて、生徒ひとりに誰かが付く 1対1、1対2 体制となりました。

着物と帯を選ぶと体に当てて顔写りを見たり、体に巻きつけられたりします。

66万円の帯にお揃いのバッグと草履付けて55万円にするからと金額を提示されて、ローンは?いくらまでなら?とか言うので「一括で購入できないものは買わないし、帯も着物も上限決めてるんでそれ以上のものは買わない」と自分の買い物スタイルをお話しました。

そしたら帯屋さんが、一括購入がカッコイイと思ってるのかもしれないけど、高いもの買ったことがないんじゃないか的なことを言いまして・・・

別にカッコイイから一括購入じゃなくて、ローンで買い物しないのが我が家のルール。
他所の家のルールに口出した上に、高額決済はしたことないんだろうって、失礼だよね。

一括で100万くらいは決済しますけどと言うと、100万使うなら55万は買えるって(笑)

欲しければ買うし、欲しくないから買わないんですけど。

その後も帯屋さんから、いろいろと・・・

「30万くらいの安い帯しとかはったら」と言われましたが、高い安いの基準は人それぞれだし、普段着に締める30万の帯を安いとは思わないし、いくらの帯を締めようが自由。

50万円の帯を締めることにに価値があると思う人もいれば、同じ帯ばかりより5万円の帯が10本ある方がうれしい人もいます。
着物を特別なものと考える人もいれば、着物は着る物でTシャツやワンピースと同じと思ってる人もいます。価値観も着物に対する考え方も、ひとそれぞれです。

その後、お茶しましょうと言われましたが、気分が乗らなかったので帰りました。

今回、講師の言動に不満はありませんが、織元さんの発言は気分の良いものではなかったです。

蛇足ですが、イエローカード制導入でレッスンや販売会で不快な思いをしたとき、直接社長に届く「イエローカード」を渡されるとサイトにありましたが、渡されませんでした。
これは、最初に受講する着付け教室の生徒でなく、その後に受講する「帯だけ集中レッスン」の生徒だからかもしれません。

日本和装の謎発言

いろいろな謎の発言があり、理解できなかったです。

袋帯が主流で名古屋帯は流行らない
袷の着物は着る時期が少ないから、これからは全て「単衣」
コートは絶対に着ないといけない

袋帯が主流で名古屋帯は流行らない

主流って何? 流行らないってどこで?

大阪の街中でも着物姿をほとんど見ないのに、流行るも流行らないもないし、締めてる帯が名古屋か袋かわかる人は少ないです。

小紋や紬の普段着には、名古屋帯・半幅帯・一重太鼓の洒落袋帯(京袋帯)を合わせることがほとんどで、逆に普段着きものに袋帯合わせてる人いるの?って感じです。

「袋帯が主流」この袋帯は、洒落袋帯や京袋帯ことかもしれませんが、この販売会は着物初心者向けで、袋帯と言われたら一般的な礼装用だと思ってしまいそうだし、何より名古屋帯は流行遅れなんだと勘違いしそうです。

名古屋帯の生産数が少なくなっていることを言ったのかもしれませんが、それは袋帯だって同じはずなのに「名古屋帯は古い」と言わんばかりの台詞に驚きました。

袷は着る時期が少ないから、これからは全て「単衣」

温暖化で冬もあまり寒くないし、下着やコートなどで調節すればいいからだそうです。

袷と単衣は袖口や八掛を見ればわかるので「胴抜きではなく、単衣ですか?」と確認したら「単衣」だと言われ、ここ数年は袷に仕立てないかた八掛帳を見ることもないと。
私にとっては冬に単衣を着用することは、寒い日に裏地のついていない光に透けるスカートを履くようなイメージなんですけど、本当に冬に単衣を着るのでしょうか?

一緒に参加された方が、日本和装に通う前にこどもの卒業式用に誂えた着物を「袷」にしたけど「単衣」にすれば良かったと発言されて、講師が残念ねって・・・えっ!?

卒業式や入学式は3~4月だし体育館は寒いから、袷に仕立てて正解だと思いますけどね。

一般的な着物の着用時期です。

基本的な着物の着用時期

確かにこれまで一般的とされてきた着用時期は今の気温とは合っていないし、私も着用時期は気にせず単衣を着ますが、袷を着る時期が短くはないし、フォーマルシーンではこれまでどおりの着用時期が好ましいと言われています。

また、袷向きの生地、単衣向きの生地ってあると思います。

本当に日本和装の講師は
一年中単衣の着物を着ているのでしょうか?

コートは絶対に着ないといけない

コートを着ないことは「無粋」だそうです。

防寒のためだけではなく塵除けにもなるので、一年中コートを着る方もいるでしょう。

着たい人は着ればいいです。
コートなしは野暮だと言われても、お好きに思ってくださいとしかいいようがないです。

以前は外出時にはコートを着用する風潮があり「帯付きは玄人」などと言われることもありましたが、時代によるのではないですか?
道路の舗装がまだあまりされていなかった時代には、歩くと砂埃が立つため着物や帯を守るために塵除けは必須でしたが、今はどうでしょう。
夏の暑い盛りに無理してコートを着用して、体調崩すなんてことにもなりかねません。

着物の袷や単衣の着用時期は温暖化や時代で変化するというのに、コート着用は昔基準のまま温暖化も時代の変化も関係ないというのはおかしくないですか?

コロナ前ですが、着物オフ会で30人くらい集まったとき、コートを着てる人はいませんでした。着物初心者もいれば、普段着に着物を着てる人、お出掛けは着物と決めてる人、いろんな着物好きさんが集まりましたが、誰一人着ていない。これが現実なんだけどな。

謎発言は本当に謎なのか?

私には謎の思える発言が、もしかして今は当たり前なのかもと思い、習っている日本舞踊(花柳流)の講師と着物友達に聞きました。

袋帯が主流で名古屋帯は流行らない

主流の意味がわからないけど、普段着には名古屋帯か半幅帯でしょう。

昭和の帯などは柄が古いと感じるものもあるけど、譲られたものを大事に着るのは好ましい。

名古屋帯は畳むと厚みが均等にならないし、前幅が調整できないので、開き名古屋に仕立てる人がいるから、それのことかも?

生産数が減っていることかも?

袷は着る時期が短いから、単衣に仕立てる

冬に単衣を着ることはありえない。

体感に合わせて単衣にしたり、袷にしたりするけど、袷を着る時期が短いことはない。

関東は着用時期の決まりを守る人が多い。

フォーマルなシーンは、袷が好ましい。

コートは絶対に着ないといけない

着る、着ないは自由。

着る着物や帯によって、着たり着なかったりする。

最近、気にする人多くなったけど、誰か言い始めたかな?

日本舞踊の講師も友人も私と同じ感覚だったので、やはり謎発言です。

日本和装の販売会 まとめ

日本和装 の販売会は、強引な印象はなく買わされるんじゃないかという心配はないです。

ご一緒した方が昭和の頃の着物持参で「この着物に合わせた帯が欲しい」と言われましたが、古い着物を否定されることもなく、講師と選んでいましたが「合うのないし、このあと予定がある」と販売会が始まって20分程で帰られました。

引き留められることなくスンナリ帰られたので、途中で抜けても大丈夫ですね。

販売会の「圧」については、強く感じる人もいれば、平気な人もいるし、販売担当が付くことが嫌な人もいれば、相談できるから助かると感じる人もいるので、人それぞれとしか言いようがありませんが、ネットに書かれているような強引なことはありませんでした。

クーリング・オフ」の対象なので、自宅で落ち着いて考えてやっぱりいらないとなったら、キャンセルすることができます。

私は、いろいろな着物や帯を見たり触ったりできるので、販売会が好きです。
販売会前の講義も着物や帯ができる工程や意味に興味があるので、楽しいです。
今回は少し残念な印象でしたが、販売会が好きな気持ちは変わりません。
購入を強く勧められたわけでも、帰りを引き留められたわけでもなく、怒るほどでもないけど気分悪いよね~と流せる程度のことですね。

販売会の注意点や断り方など下記記事に記載しているので、お断りが苦手な方は参考にしてください。
▶ 販売会、買わないといけないの?

日本和装 は、必ず販売会がありますが、それは「きもの販売仲介業」だからです。
そのおかげで着付けを無料で習うことができます。
無料の着付け教室のなぜ?

\ 2月・3月生 募集中

日本和装のきもの着付け教室

販売会に対する私の気持ち

無料着付け教室などの販売会について、私の想いを聞いていただければと思います。

無料や格安の着付け教室は着付け教室ではなく、生産者と着物好きを結ぶ仲介業者だということは理解していますが、販売会の着物や帯は初心者向けの商品でしょうか?

まだ自分で着物を着ることもままならない人に、50万や60万の着物や帯が必要ですか?
良い商品を見たり触ったりすることは勉強になりますが、初心者はこれから着物が好きになるかさえわかりません。

お金持ち以外、販売会での購入は着物1枚・帯1本になりがちです。
同じ金額でお手軽な着物や帯を数点購入すれば、着物・帯・小物の合わせ方で楽しむこともできます。

まずは着物を着る人を増やしていけば、着物や帯の購買者が増えます。

販売の機会は着付け教室期間中だけでなく、その後もあります。
無料や格安の着付け教室が楽しくて有り難かったと思えば、販売会のお知らせに足を運ぶし、商品が気に入れば喜んで購入します。
販売会でお世話になった講師に会えば、ありがとうの気持ちから購入意欲もあがります。

着付け教室ではなく、着物仲介業者だということは理解してるし、生産業者側が高額な商品を売りたい気持ちもわかりますが、着物初心者に普段に着楽に着られる着物や帯を販売してほしいです。

そして、着付けができるようなり着物でお出掛けして、着物や帯を楽しむようになって好みが固まってきた頃、生産者さんから良い商品を直接購入できたらいいのにと思います。

理想論では会社が成り立たないのかもしれませんが、着付け教室の開催で着物に興味がある人の個人情報が手に入るのだから、着物や帯を販売する機会は作れると思います。
「今だけ」を考えた販売会ではなく「今後」を考えた販売会にしてほしいです。

以上、販売会に対する気持ちでした。


日本和装のきもの着付け教室

 

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