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失敗しない着付け教室の選び方とチェックポイント!

着付け教室の選び方とチェックポイント

着付け教室をさがすといろいろな教室があり、どの着付け教室がいいのか迷ってしまいます。

「自分にあった着付け教室を選びましょう」
といわれても、どの教室が自分にあっているのかわかりませんよね。

着付け教室を選ぶ際にどんなところに気を付けたらいいのか、後悔しない着付け教室を選ぶチェックポイントをご紹介します。

目的をハッキリさせる

まず、どんな目的で着付け教室に通うのかをハッキリさせましょう。

  • 自装 自分で着られるようになりたい
  • 他装 人に着物を着せられようになりたい
  • プロ 着付けを仕事とするプロになりたい

自装目的の方も、自分で着物が着られるようになりたい方、着物で一緒に出掛けられる友達が欲しい方、着付け教室主催のイベントに参加したい方もいるでしょう。

他装目的の方も、親族に着せる必要があるから習いたい方、娘さんに七五三や成人式に振袖を着せたい方などそれぞれに目的が違います。

資格を取得して仕事に繋げたい方も、着付けを仕事にしたいのか、着付け講師になりたいのかなど、目的は様々です。

自分の目的に合うコースがあるのか、カリキュラムを確認しましょう。

目標を決めるとモチベーションにつながります。
こどもの七五三なら秋までに、入学式なら春までに、など目標があるとやる気が違います。
自装目的の方も、着物を着てカフェに行くなどの目標を設定しておくと楽しみにもなりますよ。

着付け教室の種類や形態などの基本的なことは、下記記事を参考にしてください。
関連記事:着付け教室の基本 種類・形態

システムチェック!

公式サイトでチェックするポイントです。

個人レッスン?グループレッスン?

マンツーマンの個人指導の場合、他の生徒の目や習得度を気にすることなく、自分のペースで指導してもらえますが、グループレッスンに比べて受講料が高くなります。

グループレッスンの場合、他の生徒の質問や疑問がヒントになったり、生徒同士励まし合うことで継続できたり、同じ趣味の友達ができたりするメリットがあります。
授業はカリキュラムどおりに進むので、わからないところや授業についていけない時に、質問ができる雰囲気なのか?講師との距離感などは、体験コースを受講するとわかりやすいです。
また、補習のある教室もあるので、要チェック!

ゆっくりと自分のペースで覚えたい方は、マンツーマンレッスンがおすすめです。
グループレッスンは、同じ目的を持った方と出会うチャンスでもあり、受講中に仲良くなり受講修了後も一緒にお出掛けしたりする関係が続いている方もいます。

クラスの人数(講師の人数)

クラスの生徒数、生徒に対する講師の人数も確認しておきたいポイントです。

少人数制といっても、2人なら個人指導みたいな感じですが、6人だとグループレッスンって感じになります。

10人の生徒に講師3人などのように、生徒数によって講師の人数が増えるクラス編成もあります。

また、コースの最後まで同じ講師がずっと担当するのか、都度変わるのか?
カリキュラムが組まれてる教室は、講師が変わっても内容は同じなので問題ありませんが、講師によってちょっとしたコツなどがあるので、違う講師に習うことも勉強になります。

受講期間と回数、受講内容

初心者を対象としたコースも、教室によって期間も回数も受講内容も異なります。

  • 受講期間と回数
  • 受講内容(習得できる範囲)

週1回で2~3ヶ月、月2回で半年など、各着付け教室によって受講ペースが違うので、自分のライフスタイルに合った教室を選んでください。 

各教室のカリキュラムの内容を確認すると、着物の着方まではどの教室もありますが、帯結びを習う範囲がかなり違います。半幅帯のみ、名古屋帯のみ、名古屋帯と袋帯などあるので、自分の習いたい帯結びが受講コースに入っているのかを確認してください。

関連記事:初級コースの授業内容について

取得できる資格

資格を目的にされている方は、どんな資格が取得できるのかを確認しましょう。

各着付け教室で取得できる資格は民間資格で、国家資格は「着付け技能士」だけです。

民間の着付け教室の資格はその着付け教室だけで通用する資格ですが、着付け教室開業時の生徒募集にあたり、着付け教室の資格「一級着付け師」「きものなんとか~」などがあるとわかりやすいです。
ちなみに、自宅で着付け教室を開業する場合、資格は必要ないので誰でも開くことができますよ。

着物で参加できるイベントがあるか

多くの着付け教室では、定期的に着物でお出掛けするイベントを開催しています。

イベントに参加すると、着物を着る機会が増えることはもちろん、着物という同じ趣味を持った友達ができます。着物を着たときの立ち振る舞いなども学ぶことができます。

お出掛けの経験を積むと、着崩れのポイントやその対処ができるようになるので、ひとりで出掛ける自信にもつながります。

教室に掛かる費用が明確か?

受講料だけでなく入会金やテキスト代・認定料などが必要な教室があります。

入会金と受講料は記載があるが認定料などは資料請求しないとわからないとか、受講料だけのような記載だが実際はコースの最後に認定料の振込用紙を渡される教室もあります。

公式サイトの確認だけでなく、受講生や卒業生の口コミや体験談で情報収集するといいでしょう。

関連記事:着付け教室にかかる費用(入学金・受講料・認定料)

振替授業があるか?

自分のスケジュールに合うのか、無理なく通えるのかを確認しましょう。

各教室により違いますが、同じ曜日の同じ時間帯の週1タイプと自分で次の受講日を決める自由タイプがあります。

週1タイプの場合、欠席時に振替制度があるかが重要!

受講できない日があっても、振替受講できれば同じクラスの方達から遅れることなく次の授業から一緒に学ぶことができます。初心者クラスで1回授業が抜けると、ついていけなくこともあります。

振替制度がある場合にも、振替できる期間連絡の要否などの確認するといいでしょう。

自分のライフスタイルに合ったスケジュール調整ができる教室を選びましょう。

練習用着物の貸し出しは?

着物や帯は持っていないけど着付けを習いたい方、着付けが好きになるかはわからないから着物などを揃えるのはまだ先にしたい方、お仕事帰りに通いたいから大きな荷物は困る方などは、練習用の着物や帯の貸し出しがある教室をさがすといいでしょう。

レンタルの内容も、着物だけ、帯だけ、着物と帯だけ、着物から小物まで一式のところと様々です。

※ どの教室も肌に直接あたる肌着・裾除け・足袋などの貸し出しはありません。

関連記事:練習用の着物がレンタルできる着付け教室

体験レッスン

いいなと思う着付け教室に体験レッスンがあれば是非参加してみてください。

体験レッスンに参加すると、その教室の雰囲気や講師の教え方、教室のシステムや受講内容などについて公式サイトでは確認できなかったことを質問することができます。

着付けが初めての方は、着付けを一度体験することでどんなものなのかわかります。

私が無料体験レッスンに行ったときのレポートです。参考になれば幸いです。
参考記事:無料体験レッスンレポート

着付け教室の選び方 まとめ

自分に合った着付け教室の選び方、チェックするポイントを紹介しました。

公式サイトなどをチェックして、自分のライフスタイルに合った教室を見つけたら、体験レッスンに行ってみましょう。実際に教室に行くとわかることがたくさんあります。

「この教室を選んで良かった」と思えるように、事前にチェックできるところはしっかりと確認しましょう。

後悔のない着付け教室を選んで、きものライフを楽しみましょう♪

着付け教室を探しているとわかりますが、実際着付け教室ではトラブルがあります。
着付けを習いたかっただけだったのに・・・
そんな思いをしないように、教室選びは慎重にしてください。
関連記事:着付け教室でよくあるトラブルとその対処方法