着付け教室の授業内容は、どんなものなのか?
基本的に着付け教室の初心者コースは、足袋の履き方から始まり、肌襦袢・裾除け・長襦袢・着物の着方、帯結びまでを習います。講師の方がやって見せてくれるので、同じように自分もやって見せる、講師にチェックしてもらう、この繰り返しになります。
初級コースはきものに慣れることが第一なので、授業は楽しく進みます。
自分で着られるようになることが目的の場合、初級コースを受ければ十分着られるようになります。
着付け教室選びの参考になる各教室のカリキュラムをご紹介します。
いち瑠
いち瑠の初級コースは、きものの基本の着方を学ぶコースになっています。
足袋の履き方から、長襦袢・着物の着方、名古屋帯・袋帯の結び方までを7回の授業で習います。
初級コース 週1回(2時間)× 8回
- 足袋の履き方
足袋の正しい履き方を学ぶことで、シワのないきれいな足袋になります。 - 肌着の着方
肌襦袢と裾除けタイプ、ワンピースタイプのどちらでもOKです。 - 長襦袢の着方
きものをきれいに着るには、長襦袢の着方が重要でここをキッチリできると着崩れ難くなります。 - 普段着の着方
紬や小紋など普段着着物の着方。 - 名古屋帯の結び方
胴に巻く部分が二つ折りになってて、一重太鼓を結ぶ帯を名古屋帯と言います。 - フォーマル着の着方
訪問着や礼装着などのフォーマル着の着方をマスターすると、結婚式に招待されたときに自装できるようになります。 - 袋帯の結び方
二重太鼓でフォーマル着物に結ぶことの多い帯です。 - 課外授業おでかけレッスン
実際にきものを着て出かけることでわかる着崩れポイントや立ち振る舞いなどが学べます。
入会金・受講料 | 入会金 不要 受講料 4,000円(500円×8回) |
受講期間 | 週1回(2時間)全8回(おでかけ会1回) |
教室場所 | 北海道・東京・埼玉・神奈川・千葉・愛知・岐阜・大阪・京都・兵庫・岡山・広島・山口・福岡 |
レンタル | あり(無料) |
無料体験 | あり 無料体験レッスン受付中 >> |
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NPO法人 日本文化普及協会
日本文化普及協会の初心者向け 入門コースは、長襦袢まで、ふだん着3回、フォーマル着3回、総仕上げの復習となっています。
入門コース 週1回(2時間)× 8回
- 長襦袢の着方
足袋・肌襦袢・裾除け・長襦袢の着方 - ふだん着の着方、帯結び
- ふだん着の着方、名古屋帯の結び方
- ふだん着の着方、名古屋帯の結び方
- 袋帯の結び方
- 装いの調和
- 礼正装の着方、帯結び
- 総仕上げ
入会金・受講料 | 入会金 無料 テキスト代 2,200円 教室使用料 1,210円×2ヶ月 講師認定料 5,500円(電話確認済) |
受講期間 | 週1回(2時間)全8回 |
教室場所 | 大阪・奈良・兵庫・福井・香川・京都・静岡 |
レンタル | レンタルパック 3,300円/2ヶ月(8回) (着物・長襦袢・袋帯・名古屋帯・半幅帯・帯揚げ・4帯締め) |
無料体験 | あり |
令和きもの学院
令和きもの学院の初心者向け 基本科は、足袋の履き方から長襦袢の着方、きものの着方、帯の結び方など自分で自分のきものが着られて帯が結べるよう、繰り返し練習します。
基本科 週1回(90分)× 10回
- 授業説明(講師実演)
- 長襦袢・きものの着方
- 半幅帯結び
- お太鼓結び[総柄]
- お太鼓結び[お太鼓柄]
- きもの・帯の苦手克服
- きもの いろはとマナー
- 袋帯のふくら雀
- 簡単なお太鼓結び
- 袋帯の二重太鼓
入会金・受講料 | 入学金 無料 受講料 10,000円(1,000円×10回) テキスト代 800円 |
受講期間 | 週1回(90分)全10回 |
教室場所 | 京都(4) 大阪(12) 兵庫(7) 奈良(2) |
レンタル | あり(着物・帯の無料レンタル) |
無料体験 | あり |
初心者コースのカリキュラム まとめ
おすすめ着付け教室のカリキュラムを確認しましたが、如何でしたか?
一口に初心者向けの初級コースといっても、各教室によって期間も内容も違います。
着付けの流れとちょっとしたコツを教えてもらえば、自宅で練習するわという方もいれば、細かいところまで講師にしっかりと教えてもらいたい方もいるでしょう。
カリキュラムの内容を確認して、自分の考えやペースに合った教室を選びましょう。
教室の雰囲気やカリキュラムの内容が確認できるので、無料体験レッスンがあるところは是非受けてみてください。
きものライフを楽しみましょう。